既知の通り、沖縄県内には米軍基地が多数存在します。沖縄県全土の面積の約 10 %が米軍基地です。特に、沖縄本島では約 19 %が米軍基地です。日本にある米軍基地の約 75 %が沖縄県内にあります。
主な基地としては、本島北部の国頭村・東村にまたがる北部訓練場、金武町にあるキャンプ・ハンセン、嘉手納町にある嘉手納弾薬庫・嘉手納飛行場、宜野湾市にある普天間飛行場などです。
最近は特にキャンプ・ハンセンの実弾訓練の問題や、普天間飛行場移設の問題がテレビや紙面を騒がせています。
市町村の基地の割合をみてみると、国頭村に45% が米軍基地である。次いで、東村の約 34% 、名護市の約 24% 、金武町の約 23% と続きます。
市町村の面積に占める米軍基地の割合は、嘉手納町の約 83% がトップで、次いで金武町の約 60 %、北谷町の約 54% 、宜野座村の約 50 %と続きます。宜野湾市でも約 30% 、浦添市でも約 10% は米軍基地なのです。このように、沖縄県、とりわけ沖縄本島には膨大は米軍基地が存在しています。(資料:データで見る沖縄2005)
上記で述べたように、沖縄県、とりわけ沖縄本島には膨大は米軍基地が存在しています。
沖縄県内のニュースは、毎日のように米軍関連の話題が取り上げられています。
昨年の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故、居住地域に近い場所で行われていたキャンプ・ハンセンでの実弾訓練などなど問題は尽きません。
ところが、すべて米軍が悪い訳ではもちろんありません。米軍がいることによって発展した街や文化ももちろんあります。米軍関係の施設等で働いている人もいます。お店に来るお客さんの大半が米軍関係者という店も少なくありません。米軍に土地を貸すことによって収入を得ている人々もたくさんいます。
人はみな自分を中心に考える傾向にありますから、米軍によって恩恵を受けている人々は積極的に基地反対と言わないでしょうし、騒音など米軍に悩まされている方々は米軍を批判するでしょう。
このように、沖縄県と米軍は複雑に絡み合っています。単に賛成!反対!するのではなく、沖縄で現実に起こっていることを冷静な目でみることが必要だと思います。
